校長室

校長室

お花をありがとう

過日、福島市立福島第二小学校の児童の皆さんから、プランターのお花をいただきました。

第二地区青少年健全育成推進会さんとのコラボレーションで「花いっぱい夢いっぱい」のスローガンが印刷されています。本校は、700名を超える生徒の夢がいっぱい詰まってますから、まさにぴったりの言葉ですね。

「花をたのしんでね」

正面玄関に置いて、朝夕花の様子を楽しみにしていますよ。

「たいせつにそだててください。きれいな花をかかせてください。よろしくおねがいします」

ほら、もう次のつぼみも膨らんできています。次々と花も夢も咲いています。

 

かわいらしいメッセージカードとお花をありがとう。

伝統応援

昨日(7/10)は、全国高等学校野球選手権福島大会、いわゆる甲子園の県大会がいわきグリーンスタジアムでありました。

本校初戦は、いわき地区シード校の東日本大学附属昌平高等学校でした。

本校は伝統の応援団が声援をリードします。

30度を超える暑さのスタンドで、羽織袴姿の団長、学ランに身を包んだ副団長が、拳を突き上げます。

ほぼ毎回の出塁に、盛り上がる応援。応援ブラバンの音色高らかに、ホームの昌平高校にも負けない大声援です。

声援を力に、シード校相手に一歩も引かない力投の鈴木投手。

9回まで必死の応援です。

試合に勝敗はつきもの。走者をなかなかホームに帰すことができず惜敗でした。

踊る応援

昨日より、本校体育館を会場に福島県総合体育大会バレーボール競技が行われています。

本校選手、監督の日々の練習の成果により、自校会場にて本校チームの応援することができました。ありがたいことです。

ギャラリーや控え選手は得点が入るたびにこぶしを突き上げ回転しながら拍手をするという、踊るようなバレー独特の応援を、コロナ感染防止の観点から、声を出さずに行っておりました。

♪♪悲しくったって~、苦しくったって~、コートの中では平気なの(東京ムービー企画部作詞「アタックNo.1の歌」)の世界は遠い昔です。

二つの景色

昨日まで1学期期末テストが行われていました。

今日の放課後の3年生の教室をのぞいてみると

大学入試の記述試験対応の模擬試験をやっています。

同時刻、隣の体育館では

次の大会に向けて猛練習中。

二つの景色が同時に存在する東高、なんて美しいんでしょう!

 

評議員会

平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域の方々の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入されています。

本校では3名の方に評議員をお願いしております。

本校の概況を説明後、授業の様子や学校の施設設備について視察いただきました。

生物の授業。DNAやRNAのゲノムカプセルのバクテリオファージについて学んでいます。

英語の授業。大学受験頻出の構文を勉強しています。

化学の授業。模型を使った有機化学の学びです。ベンゼン環などを立体的に理解できますね。

物理の授業。動画(音声は英語)を使って、等速円運動と単振動と正弦波(f =T/1, ω = 2πf = 2π/T)の関係を視覚的に学んでいます。

本校の「赤壁(せきへき)」。大学別過去問集(通称「赤本」)をやりこむ「赤壁の戦い」にこれから3年生は挑まなければなりません。

席上でご指摘以外にも、視察中に多くのご質問をいただきました。学校の内側だけでは気づかないご指摘もありました。評議員会でのご意見をこれからの学校運営に生かしてまいります。

 

学年PTA

今月は各学年ごとのPTA講演会が開かれています。

本校は、保護者と生徒が並んで座るスタイル。

上の写真は1学年PTAですが、進学資金に関する講演でした。奨学金や教育ローンだけではなく、今から十分に備える必要があるとの話に、親子が互いに顔を見合わせてうなずく様子がありました。

また、学年担当からは文理選択に関する話もありました。文系理系で受験時の科目の違いが以前に比べて大きくなっている感があります。本校では2年次からの文理分けで受験に対応できる十分な学力を身につけさせようとの狙いがあります。

親子一緒に講演や説明を聞くことで、ご家庭での話し合いも深まることでしょう。

 

ライブ

音楽のライブ(コンサート)は、その臨場の高揚感、一体感がたまらないのだと思います。

さて、今日の午前は青森県で行われている東北高等学校陸上競技大会の予選を観戦していました。

安齋君予選6組で1位です。 

青森まで行かずに、校長室でライブ配信での観戦です。ほんと便利な世の中になったなあ。科学技術万歳!

菅野君、予選5組3位。

午後には決勝があるのですが、運悪く午後は校外で会議があります。

配信なのでスマホでも見ることは可能ですが、まさか、会議中に見るわけにも行かず……

後ろ髪を引かれる思い…

便利でなければ元々見ることもできないですが、科学技術が生む悩みですかね

 

半沢直樹

「やられたらやり返す、倍返しだ!」はテレビドラマ「半沢直樹」で主役の半沢(堺雅人)の名台詞ですが、この台詞を含め、脇を固める歌舞伎の俳優大和田(香川照之)とのやりとりは面白かったですね。

他には、国税庁大阪国税局査察部統括官や証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官(肩書き長すぎ)の黒崎(片岡愛之助)が、臨時検査に部下を引き連れて、半沢が勤める銀行や証券に乗り混むときの役作りは、言葉遣い一つをとっても笑えるものがありました。

さて、過日、本校も検査を受けました。とは言っても、ドラマのような何か含みのある検査ではありません。どの県立学校も年に一回は受ける日常の検査です。

学校には、生徒の学習の記録の他、施設管理関係の帳簿、数多くの出納帳簿などなどたくさんの帳簿類があります。写ってはいませんが、テーブルに並んでいる他に大きな箱に3箱分ぐらいあります。

OBOGの皆さんも必ず書いたことのある帳簿も並んでいます。あまり知られていませんが、学級の週番になったとき必ず書いていた「学級日誌」は、検査対象の公簿です。鉛筆で書いてペン書きに直すよう担任の先生から指示されたことがあるかもしれません。それは、保存年限の定められた公簿だからです。

この日は教育事務所長さんも来校されて、学校内を視察されました。本校生のまじめな授業態度とさわやかな挨拶に感銘を受けてお帰りになられました。本校生としては当たり前にできていることですが、そういう当たり前が評価されるのは大変うれしいことですね。

 

18年ぶり(その2)

さてさて、18年ぶり体験(その2)です。

 

6月5日(日)に本校吹奏楽部による定期演奏会がありました。

福島市内の高校なのに、なぜ二本松市民会館?と思われると思いますが、3月16日の地震で予定していた福島市内会場が使用不可となり、探しに探してやっと見つけた会場だからです。二本松市の関係者の皆さん、ありがとございます。

さて、これは会場で配られたプログラムです。ポスターと見比べて違いがわかりますか。

そうです、日付。今回の定演は本来5月の連休中に行われる予定でした。曲が完成しなかったわけではありません。人数が急増していた「あれ(言霊になりそうなので名前は伏せます)」の対策のため1ヶ月延期になったのです。

会場内は撮影禁止のため、準備に余念のないバックヤードのスナップです。

 

吹奏楽部のある高校に勤務するのも実に18年ぶり。定演も18年ぶり。部員は1ヶ月定演が伸びたぶん練習を重ね、いい音になってよい演奏だったと思います。これからさらに磨きをかけて、さらによい演奏を追求してください。

18年ぶり(その1)

15年ぶりかと思って、よく数えてみたら18年ぶりでした。

 

「高校時代は何部だったんですか」と聞かれることがよくあります。文武両道を標榜する本校生としては、至極当然な質問ですね。答えは「山岳部」です。教員になってからも、山岳部のある高校2校配置されて計11年間山岳部の顧問もしていました。

そういうご縁もあってか、今年から県高体連登山専門部の部会長となり、6月3日には安達太良山域で行われた県大会を「観戦」してきました。

「観戦」と言っても、一緒に登らないと選手諸君の試合運び(登山行動)を見ることはできませんから、昔顧問で引率して以来実に18年ぶりに登山をしました。ちなみに全国大会では、顧問がバテて登れなくなるとチームリタイア(監督のいない試合はできない)になるので、真夏の雲仙普賢岳を必死に登った記憶があります。

休憩の間にも、地図で現在地を確認したり、記録をとったり、行動食を食べたりと様々な活動があります。優れた選手は25メートル以内の誤差で現在地を特定できます。GPS並の精度です。

前日夕方に選手諸君が書いた「天気図」と「予報」では、午後には雷雨。登山隊を指揮する隊長の先生は、天気図、雷雲感知機の情報、雲の流れやラジオ等情報を総合して、上の写真の状況で撤退を決め、予定行動中止、下山行動の指示を出しています。こういう判断は選手諸君の学びにつながりますね。

翌日の閉会式では、技術委員長から審査項目一つ一つの技術的説明や今後の活動のポイントについて指導を受けました。登山大会はトーナメント戦ではないので、開会式から閉会式まで選手全員が参加します。

18年前はこの倍ぐらい選手がいたような気がしますが、少子化の影響でしょうか。

さて、本校は男子Aパーティ、女子Aパーティがそれぞれ体力や技術が評価され優秀パーティに選出されました。全国大会出場まであと1歩ってところでしょう。