校長室

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福島東高等学校吹奏楽部 第35回定期演奏会より

ごあいさつ
                          

                                                                                                                                                      校 長 吉田 強栄


 新緑がまぶしいこの季節、35回を迎える福島県立福島東高等学校定期演奏会に御来場いただいき、誠にありがとうございます。
   本校の吹奏楽は、本年度で創部39年を迎えます。その間、昭和57年の県吹奏楽コンクール出場を皮切りに、昭和59年度には第1回の定期演奏会が開催されるなど、着実に実績を重ね、今日に至っております。
   さて、ドイツの作曲家・音楽家バッハは「音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいて魂が魂に話しかける」と述べています。それは、音により様々な表現を可能とし、その表現により人々に人種や国境などに関わりなく、感動を与えるものです。 本日の定期演奏は、きっと皆様の心の琴線に触れていただける素晴らしい音の表現であります。どうぞごゆっくりと御堪能いただければ幸いです。
    最後に、本日の定期演奏会を開催するに当り、顧問の先生方の指導のもと日々練習を重ねた部員の皆さんの成果が発揮されると共に、その活動を陰になり日向になり支えてくださった保護者、地域の皆様の御支援・御協力に厚く御礼申し上げます。

東高だより第90号(平成30年4月9日発行)より

可能性という種を蒔こう

                                                                                                校 長 吉田 強栄
 第三十九期生の皆さん、入学おめでとうございます。
今日から皆さんは、東高生として同じスタートラインに立ち、3年間の高校生活が始まります。
 高校生活とは、四季に例えるとまさしく『春』です。この時期は、様々な可能性という種を蒔いてゆく季節です。まずは、学習に取り組み多くの知識や技能を身につけ、部活動に参加し心身を鍛え、また、素晴らしい友人や先生方との出会いによって自分の道標を探す季節です。東高での3年間をとおして多くの可能性という種を蒔いてください。蒔いた種が多ければ多いほど、やがて大きな可能性という実を結ぶことになるでしょう。一方でこの季節には、様々な壁にぶつかり、悩み、苦しみ、目標を見失ってしまうこともあるかもしれません。しかし、そのような困難もこれからの皆さんにとっては、大きな糧となることでしょう。高校3年間というものは、長いようであっという間に過ぎ去ってしまうものです。是非とも東高での3年間を充実した季節にしてください。
 私自身もこの4月1日に着任し、皆さんと東高の素晴らしい歴史を共に刻んでいきたいと願っております。
 最後に、生徒一人ひとりの進路希望実現を目指し教職員一丸となって、日々の教育活動に取り組んでまいります。保護者の皆様には、今後とも本校の教育活動に御理解と御協力をお願いいたします。