校長室

半沢直樹

「やられたらやり返す、倍返しだ!」はテレビドラマ「半沢直樹」で主役の半沢(堺雅人)の名台詞ですが、この台詞を含め、脇を固める歌舞伎の俳優大和田(香川照之)とのやりとりは面白かったですね。

他には、国税庁大阪国税局査察部統括官や証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官(肩書き長すぎ)の黒崎(片岡愛之助)が、臨時検査に部下を引き連れて、半沢が勤める銀行や証券に乗り混むときの役作りは、言葉遣い一つをとっても笑えるものがありました。

さて、過日、本校も検査を受けました。とは言っても、ドラマのような何か含みのある検査ではありません。どの県立学校も年に一回は受ける日常の検査です。

学校には、生徒の学習の記録の他、施設管理関係の帳簿、数多くの出納帳簿などなどたくさんの帳簿類があります。写ってはいませんが、テーブルに並んでいる他に大きな箱に3箱分ぐらいあります。

OBOGの皆さんも必ず書いたことのある帳簿も並んでいます。あまり知られていませんが、学級の週番になったとき必ず書いていた「学級日誌」は、検査対象の公簿です。鉛筆で書いてペン書きに直すよう担任の先生から指示されたことがあるかもしれません。それは、保存年限の定められた公簿だからです。

この日は教育事務所長さんも来校されて、学校内を視察されました。本校生のまじめな授業態度とさわやかな挨拶に感銘を受けてお帰りになられました。本校生としては当たり前にできていることですが、そういう当たり前が評価されるのは大変うれしいことですね。