有志~志有る者~
1月26日朝、昨日降り続いた雪で、路面は圧雪、のろのろ運転で出勤しました。昇降口前のスペースが他校に比べ格段に広い本校は、除雪作業も一苦労です。
到着すると、なんと、野球部員を中心に有志の生徒諸君が昇降口前のスペースを除雪していました。
続々と駆けつける後続部隊。
昇降口前のスペースがすっかり除雪されました。特に指示があったわけではなく、率先して自主的に活動しているとのこと。有志諸君に頭が下がります。ありがとう。
有志の除雪部隊が大活躍するほどの雪が降り続いた昨日(25日)、2年生の探究学習「福島の課題」が行われました。こちらは志有る若者を育てる取組ですね。
リモートでご講義いただいたほか、多くの講師の方に雪の中ご来校いただいて、直接生徒と意見を交わしていただきました。
中央大学理工学部 谷下雅義教授「ハザードマップをもとに災害リスクを考える」
福島県民主医療機関連合会 山本正典さん「福島の医療・看護~医療の役割と大切なこと」。こちらの講座には医療生協わたり病院から臨床検査技師の山田さん、放射線技師の大橋さん(本校OB)、看護師の櫻庭さん(本校OG)、作業療法士の伊藤さんも駆けつけていただいて、具体的なお話をいただきました。
ダイバーシティふくしま 二瓶由美子 共同代表「誰もが生きやすい福島のために~ジェンダー平等はダイバーシティSDGsの必須条件」
株式会社Sunshine笹屋営農型発電農場 塚田晴 農場長「福島の農業・エネルギーの課題とソーラシェアリングの可能性」
NPOビーンズふくしま子ども食堂吉井田キッチン 江藤大裕さん「貧困とは~子どもを支える福島のまちづくりを考える」
(リモート講座)海洋研究開発機構海底資源センター 鈴木勝彦センター長「ALPS処理水のこと、宇宙開発のこと、科学者の役割(表)と責任(裏)を一緒に考えよう」
(リモート講座)宮城教育大 山内明美 准教授「地域学のつくり方~汝の足下を深く掘れ、そこに泉あり」
(リモート講座)東京理科大学経営学研究科 石橋哲教授「福島の『復興』の政治・経済~福島県総合計画の比較から考える」
今の高校生は、様々な考えに直接触れる機会があって幸せだなあ~ と思う50代は私だけでしょうか。