現代文B 心のつながりについて考える(知識構成型ジグソー法)
2017年3月17日 10時08分こころのつながりについて考える2時間連続授業です。素材は夏目漱石の『こころ』、東京大学発教育支援コンソーシアム推進機構(Coref)の「知識構成型ジグソー法」の実践です。担当の先生の問いは「悲劇は何から起こるのか」。
STEP.0 問いの設定
悲劇は何から起こるのか。
STEP.1 意識化
※今回は問いの提示のみ
STEP.2 エキスパート活動
班ごとに、先生、K、又はお嬢さんについて考えを深め、先生、K、又はお嬢さんの日記を作成します。
STEP.3 ジグソー活動
班を再編成。先生、K、又はお嬢さんの“エキスパート”が、それぞれの日記を持ち寄り、悲劇は何から起こるのかについて考えます。誰が悪いのかよりも高いレベルの話し合いを求めています。
STEP.4 クロストーク
各般の代表者による発表です。結論を先に述べて、その根拠をきちんと表現していました。発表内容は、「すれ違い、理想、自分本位、行動と思いのずれ、宿命」等々、悲劇の要因が多様なことばで発表されました。
本校生、なかなかやるね。
STEP.5 一人に戻る
問いに対する答えを一人で記述しました。