校長室

2020年9月の記事一覧

福島県高等学校英語スピーチコンテス第1位

第72回福島県高等学校英語スピーチコンテストで

本校の遠藤あゆみさんが第1位に輝きました。

スピーチのタイトルは「Discrimination(差別)」です。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりビデオ

での審査でしたが、英語の発音はもちろんのことスピーチの

内容も高く評価され第1位を獲得しました。

今年度は残念ながら東北大会や全国大会は開催されず、

大きな舞台でスピーチを披露する機会はありませんが、

さらに英語力を磨いて、来年度は東北大会や全国大会まで

出場してください。

 

 

 

応援団

本校の応援団は女子2名で活動しています。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため大会が中止となり、

これまで応援団の出番がありませんでしたが、これから新人戦が開催され

るので出番が増えそうです。

応援団の応援は選手にとってとても力強い味方になるはずです。

応援団の力強い応援により、本校の様々な部活動で生徒たちの

活躍を期待したいです。

 

                                     応援団の練習風景

 

   

 

9・11(同時多発テロ)

アメリカで同時多発テロが起きてから今日で19年になります。

偶然ですがテロが起きた時、私はワシントンD.C.にあるジョージタウン大学で

学んでいました。私はこの事件を、朝の9時過ぎに大学の友人からアパートにいる

私の所に電話があり、初めて知りました。すぐにテレビをつけてみると、

ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んで行く映像が何度も何度も放送されて

いました。テレビの映像はまるでコンピュータグラフィックスで創られたように感じ、

にわかには信じ難かったと記憶しています。

大学に行ってみると、大学から見下ろせる所にあるペンタゴン(アメリカ国防総省)から

煙が上がっているのがわかりました。警戒のためのヘリコプターが飛び、警察が様々な箇所で

検問をしているのを見たりすることで、私は初めてことの重大さを理解したように感じます。

テロの後、大学は休校となりましたが、大学では学生たちが中心となり多くの対話集会が

開かれていました。この集会のほとんどは、大学ではアラブ系を始めとして多種多様な人種

の人たちが学んでいることもあり、ある特定の人種の人たちを排除するといった雰囲気に

ならないようにするために開かれていたようです。

平和な日本に暮らしている私にとって、間近で経験するテロはとても恐ろしいものでした。

また、宗教や国と国との問題など、何十年も何百年も争っている問題に解決方法があるのだろうかと

不安になりました。ただ、大学の中でではありますが、学生たちが排外的な雰囲気に

ならないように努めていることに、安堵したことを覚えています。

 

ワールドトレードセンターから見た

ニューヨークの風景              ジョージタウン大学