校長室

2023年1月の記事一覧

有志~志有る者~

1月26日朝、昨日降り続いた雪で、路面は圧雪、のろのろ運転で出勤しました。昇降口前のスペースが他校に比べ格段に広い本校は、除雪作業も一苦労です。

到着すると、なんと、野球部員を中心に有志の生徒諸君が昇降口前のスペースを除雪していました。

続々と駆けつける後続部隊。

昇降口前のスペースがすっかり除雪されました。特に指示があったわけではなく、率先して自主的に活動しているとのこと。有志諸君に頭が下がります。ありがとう。

有志の除雪部隊が大活躍するほどの雪が降り続いた昨日(25日)、2年生の探究学習「福島の課題」が行われました。こちらは志有る若者を育てる取組ですね。

リモートでご講義いただいたほか、多くの講師の方に雪の中ご来校いただいて、直接生徒と意見を交わしていただきました。

中央大学理工学部 谷下雅義教授「ハザードマップをもとに災害リスクを考える」

福島県民主医療機関連合会 山本正典さん「福島の医療・看護~医療の役割と大切なこと」。こちらの講座には医療生協わたり病院から臨床検査技師の山田さん、放射線技師の大橋さん(本校OB)、看護師の櫻庭さん(本校OG)、作業療法士の伊藤さんも駆けつけていただいて、具体的なお話をいただきました。

ダイバーシティふくしま 二瓶由美子 共同代表「誰もが生きやすい福島のために~ジェンダー平等はダイバーシティSDGsの必須条件」

株式会社Sunshine笹屋営農型発電農場 塚田晴 農場長「福島の農業・エネルギーの課題とソーラシェアリングの可能性」

NPOビーンズふくしま子ども食堂吉井田キッチン 江藤大裕さん「貧困とは~子どもを支える福島のまちづくりを考える」

(リモート講座)海洋研究開発機構海底資源センター 鈴木勝彦センター長「ALPS処理水のこと、宇宙開発のこと、科学者の役割(表)と責任(裏)を一緒に考えよう」 

(リモート講座)宮城教育大 山内明美 准教授「地域学のつくり方~汝の足下を深く掘れ、そこに泉あり」

(リモート講座)東京理科大学経営学研究科 石橋哲教授「福島の『復興』の政治・経済~福島県総合計画の比較から考える」

今の高校生は、様々な考えに直接触れる機会があって幸せだなあ~ と思う50代は私だけでしょうか。

上り坂

年末の紅白で「冬なのに季節感が…」と各コメント欄を賑わせた「夏色」(ゆず)「桜坂」(福山雅治)ですが、季節を問わない坂道の歌を望むなら、意地悪な彼がいつでも坂の上から手招きだけを繰り返す「硝子坂」(高田みずえ)に限ると思うのは私だけでしょうか。

さて、本校校庭に上り坂が設置されました。これは、パワーヒッター揃いの本校野球部が打撃練習の際、防球ネットを飛び越えて近隣のお宅にボールが飛び込む(←覚えがありますか?野球部OBの皆様)のを防ぐため、防球ネット高さマシマシ改良工事車両の乗り入れ用に作られたものです。

さて、折しも明日(14日)からは「大学入学共通テスト」。本校3年生諸君の得点は、高さマシマシ、右肩上がりの上り坂、大学乗り入れ(合格)になるに違いないと写真を見ながら思ったのでありました。

あけ まして

あけましておめでとうございます。

本年も、不定期更新の拙ブログ?をよろしくお願いします。

本日(4日)官公庁仕事始めですので、本校も令和5年始動です。校庭ではサッカー部と陸上部が体育館では女子バレー部が会議室前ではダンス部が、それぞれ、練習を開始していました。

一方3年教室では今日は、課外ではありません。今月14~15日に実施の共通テストの予行(そっくりテスト)を行っています。本番に近い日程で行い、休み時間の過ごし方などについても指導が行われます。

3年生は共通テストを皮切りに3月まで、怒濤の大学入試期間が続きます。校長室前廊下両壁の合格者名掲示板はスペースを「あけ」、スペースを「まして」吉報待ってます。

足りないくらいの合格を手に入れよう!三年生!