校長室

2022年4月の記事一覧

クイズ100人に聞きました

 私と同じぐらいの年代の方なら、ご存じのテレビ番組。番組の最後に勝利チームが挑戦する「トラベルチャンス」コーナーがあり、同じ家族でもハワイ旅行(帽子をかぶる)と見送り(旗を振る)に分かれるのがシュールで、子供心に「この後家族の中で実際誰が行くかもめたりしないのだろうか」と、変な心配をしたものです。

 さて、4月28日は自然探求学習(わかりやすくいうと校外学習、もっとわかりやすくいうと遠足)の日です。3年生は那須方面、2年生は仙台方面、1年生はいわき・相双方面で学びを深めてきます。

 朝の校舎前は先行する3年生のバス6台が並びます(今は一学年6クラスです→OBOGさま)。こうしてみると、本校前の駐車場って相当広いですね。この後、1~2年12台をも飲み込みました。

運転手の皆さん。旅行会社の担当者さんと入念な打ち合わせ中です。

まもなく出発。乗り込む前に運転手さんに手を差し出してます。何がもらえるのでしょうか。

飴とかもらえるのではなくて、除菌のスプレーでした。しっかりとマスクもして、感染予防に努めています。

 私は、旗ならぬボードを掲げて見送ります。

 管理職(校長や教頭)と数名の先生は学校に残って、リスクコントロール部隊となります。クイズ100人に聞きました風にいえば、生徒たちは帽子組、私は旗振り組。もちろん、どちらがいくかとかもめたりましませんが…

少しでも気分を味わいたくて、いつもより相当豪華な行楽弁当を注文してしまいました。

 

たまご

 4月25日(月)、小会議室で教頭先生から説明を受けているのは、教員免許取得を目指す大学生の皆さんです。教員の卵ですね。ほんと初々しい。この日はオリエンテーション、教育実習は5月末から開始です。

 世の中にはたくさんのお仕事がありますが、教員の仕事だけは、わざわざ職場体験の企画をせずとも、小中高と12年間生徒として見続けてきた仕事です。卒業生が教員の姿を見て育ち、教員を目指し、採用され、同僚になる。教員冥利に尽きますね。

 本年の採用予定人数は小学校教諭:280名程度、中学校教諭:115名程度、高等学校教諭:45名程度、特別支援学校教諭:50名程度、養護教諭:18名程度と発表されています。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/saiyo.html

近年、小中の倍率が下がったとはいわれていますが、高校教諭はまだまだ狭き門。本校の実習でしっかり学んで、是非とも本県の教員になってほしいものです。

 

♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

「違いがわかる男」のコーヒーCMのテーマですと書き出そうと思ったら、「今は違いをつくる人」ってCMになってるんですね。スローガン(?)の変遷を調べてみると面白いのかもしれません。

写真は、4月初旬の登校風景のスナップです。今はもう葉桜になってますが、初旬の1週間弱の桜花、本当にきれいでした。

ところで、この記事をご覧のOBOGのみなさん、皆さんも通い慣れた路地だと思いますが、皆さんの時とはちょっと様子が違います。

どこが違うでしょう。♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

 

 

ソフトボール

4月17日(日)には、月舘運動場にて春季選抜ソフトボール大会県北地区大会がありました。

ソフトボールといえば、小学生の頃、学区(?)ごとにソフトボールチームがあり大会がありました(昭和4~50年代)。今はどうなんでしょうね。私は下手だったのでいつもライト守備か補欠でしたけれど…。

本校ソフトボール部は橘高校と福島北高校との合同チームでの参加です。

合同チームですので、毎日一緒に練習できる単独チームの方が有利なのかなと思いましたが、単独チームに負けないチームワーク。

3位賞状をいただいて、来週県大会です!

桜梅戦

4月16日(土)に、信夫ヶ丘球場において桜梅戦が行われました。桜梅戦というのは桜の校章(本校)と梅の校章(福島高)の野球定期戦のことです(福島高では梅桜戦というらしい…。早慶戦、慶早戦、それぞれの大学の友達が互いに言ってたなあ、そういう伝統戦なんですね)。

前日からの雨で、内野はどろどろ、午前の試合開始を午後に延ばして、両校選手が一生懸命整備。

午後からは雨も上がり、本校保護者大応援団が声援(メガホン叩くコロナ対応型)を送ります。

試合は、8回裏まで本校がリードしていましたが……、追いつかれ…5対5、定期戦なので延長なし、両校引き分けとなりました。

試合が終われば、互いの健闘をたたえ合う。伝統戦らしい光景ですね。

両校とも、夏に向けてがんばれ!決勝で決着つけましょう!(そして本校が勝つと言うシナリオ)

入学式式辞

 吾妻の山から暖風吹き阿武隈の水温む今日の良き日に、福島県議会議長様、父母と教師の会会長様、同窓会を代表して副会長様のご臨席を賜り、令和四年度福島県立福島東高等学校の第四十三回入学式を挙行できますことは、大きな喜びであります。
 また、医療現場の最前線はもちろんのこと、県議会、父母と教師の会、同窓会の皆様がそれぞれのお立場でコロナ対応にお力を尽くして頂き、こうして入学式に臨むことができることに、本校教職員を代表して深く感謝申し上げます。
 さきほど、呼名により一人一人の姿を確認し、二百四十名の本校入学を許可いたしました。新入生の皆さん、あらためて入学おめでとうございます。加えて、この晴れの日を待ち望み、お子様の健やかな成長を願い、導き育んでこられました御家族の皆様に心から敬意を表します。
 さて、新入生の皆さん、こうして入学式を迎えた今、どのような気持ちでここに臨んでいますか。高等学校で学ぶという道が開かれた今、皆さんは本校での三年間をどう歩んでいきますか。
 多くの新入生が選抜試験の際、本校の校是「文武両道」をあげ、入学の意志を明確にしています。本校には、皆さんの進路実現のために一人ひとりの能力を引き出し開花させるシステムと、部活動において心技体を鍛え、充実感と達成感を味わえるステージが準備されています。「文武両道」を実践できる道が開かれた今、本校での三年間をどう歩んでいきますか。
 世の中に目を移すと、コロナウィルスの猛威は未だに衰えを知らず、東日本大震災・原発事故からの復興は途上にあり、ウクライナへのロシア侵攻は、私たちが当たり前と感じている平和でさえもろいものだという現実を突きつけます。「ありふれた日常」という言葉そのものが非日常となるような現実が私たちの前には横たわり、これからも続く可能性を考えれば、私たちはまさにパラダイムシフトの端緒に、価値観が劇的に変化する転換点に立っていると言えるでしょう。
 私は、先程来、皆さんに「道は開かれた、どう歩むのか」と問うてきました。その問いは、この変化の激しい時代にあって皆さんが「どう生きるのか」に通ずる問いでもあります。本校で学び、本校で文を修め、本校で武を極め、そしてどう生きるのか。新しい時代において皆さん自身の役割は何か、人として社会に何が貢献できるのか。私は皆さんに問い続けようと考えています。
 保護者の皆様にお話しいたします。今、晴れの姿を見せているお子様は、三年後成人として、新しい時代の担い手としての役割が求められることになります。成人としての社会でのあり方を最も身近で教育できるのは保護者の皆様をおいてほかにありません。今はもう、巣立ちの準備を始める時期なのです。これまでのように保護者の皆様の温かく優しい羽のうちに囲ったままでは、お子様は新しい時代に飛び立つことはできません。失敗を恐れずいろいろなことに挑戦させる必要があります。お子様にとって最良の巣立ち、それは保護者の皆様でしか行うことのできない大切な教育です。家庭での教えに期待しております。
 最後になりますが、来賓の皆様には、これまで同様、本校教育活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
 あらためて、新入生の皆さん、道は開かれています。どう歩むか、どう生きるか、この問いを胸に、まずは最初の一歩を踏み出してください。
 私たちは皆さんを歓迎し応援します。私たちとともに充実した高校生活を送り、新しい時代を生き、社会に貢献する人間として大きく成長することを心から祈念し、式辞といたします。

食欲と知識欲

 お昼休み、昇降口前のホールではパンの販売に生徒が並んでいます。大きな身体にそんな小さなパン一つでと心配ですが、たぶんお弁当は別に食べているのでしょうね。そしてそして、同じホールに長蛇の列ができています。いったいどんなおいしいお弁当がこの列の先にあるのかと思ったら……

なんと、ありとあらゆる問題を料理した、本校特製物理ノートの販売でした。

おいしい物理を召し上がれ!

 

予定を管理する

本日、2.3年生は午前中に始業式がありました。

3年生はHRで、行事予定を学習記録などができる手帳に書き写していました。受験までのスケジュール管理、これでバッチリ……かな?