校長室

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受け継ぐ

3月16~17日、春季スポーツ大会が開催されました。

本校のスポーツ大会は、生徒会が主体として運営しているとの記事は以前アップしました(→青春(アオハル))。

今回は3年生が卒業したあとの大会ですので、いわゆる新3年生が大会を主導します。よき伝統を受け継ぎ、大会を生徒のみで運営することができるでしょうか。4月からの新1年生240名を受け入れる生徒会の試金石のようなものですね。

試合結果や次の試合の案内も的確に行われ、

試合前のアップも、各自が入念に行い、

応援は盛り上がるとどうしても前に出てしまうもの、けれどもそれを「でるなでるな~」と抑える役目の生徒も現れ、

しきりのネットの後ろから隠れるように、手を合わせそっと応援する様子も見られ、

用具類も、整然とした中で試合は進み、

試合が終われば、相手チームにも惜しみない拍手が送られ、

最後の試合となった、男子バスケットボール決勝は、コートを何重にも取り囲むギャラリーの中、

当然、応援も最高潮、クライマックスへ、

優勝の瞬間は、もう、クラス全員が輪になって大喜び。

生徒自ら運営するスポーツ大会の伝統は、無事、受け継がれたようです。

そして、

こんな素晴らしい生徒が溢れる福島東高校へ、合格おめでとう!

渡す

過日、在校生を対象に「卒業生の話を聞く会」が開催されました。

勉強と部活動の両立したからこそ、受験勉強にも自信を持って打ち込めた。

添削指導を何度も受けることによって、自信がついた。

つい先日まで、一緒に学校生活を送っていた(顔をよく知っている)卒業生の話は、相当のリアル感をもって、訴えてきます。

うまくいったこと、うまくいかなかったこと、赤裸々に語る言葉には力がありますね。

経験を後輩にうまく渡すことができたようです。

 

有終

何事にも終わりはあるものですが、事を全うし、締めくくることができる終わりというのは、なかなか得ることのできないのではないかと感じます。

先日、本校でご定年を迎えるお二人の先生の最終講義がありました。

松本仁子教諭(理科)の実験に基づく考察。

荻野敬史教諭(理科)の図説を駆使した丁寧な解説。

お二人の先生ともに、「わかりやすい授業です」と生徒から評判でした。

最後は生徒から感謝の花束を贈呈され、有終の美を飾る…ということなのですが、優秀なお二人の先生を県教育委員会がほっておくわけがない。請われて、来年度からも本県教育に携わるのではないかなと想像しております。

まずは、お疲れ様でした。ご定年おめでとうございます。

そして(想像通りなら)本県教育へのお力添え、これからもよろしくお願いします。

 

シャバドゥビドゥッバ シャビドゥバ

カリキュラマシーンってご存じですか。私が小学3年生だった頃、日テレ系(FCT?)でやっていた教育番組です。教育番組とはいってもNHK教育とは一線を画すギャグ満載の番組だったのを覚えています。

不思議なもので

  ♫シャバドゥビドゥッバ シャビドゥバ

  ♫シャバドゥビドゥッバ ランララン

  ♫シャバドゥビドゥッバ シャビドゥバ

  ♫シャバドゥビドゥッバ キョンキョキョン

  (作詞:宮川泰)

というテーマ曲の出だしは、今でも何か考え事をするときに頭の中で歌ってたりします。

奇しくも、明日25日からは国公立大学の前期試験。試験前に聴く、必ず元気になれるテーマ曲をくださいと言われたら、迷わずこれを推します。

ぼよよん行進曲

  ♫どんなたいへんなことがおきたって

  ♫きみのあしのそのしたには

  ♫とてもとてもじょうぶな「ばね」がついてるんだぜ(しってた?)

  ♫おしつぶされそうな そんなときだって

  ♫ぐっ!とひざっこぞうにゆうきをため(「いまだ!スタンバイ!オーケー!」)

  ♫そのときをまつのさ

  (作詞:田角有里・中西圭三)

がんばれ、東高生!

桜美展(福島テレサ)27日まで

小学校の図画工作、中高の美術。12年間様々な作品?を制作してきましたが、たった一度だけ、先生に褒められた作品があります。それは後述するとして…

本校美術部の1年間の集大成、桜美展が福島テレサにて開催されています。27日まで。

23日初日に訪れましたが、多くのお客様にご来場いただいておりました。ありがとうございます。

美術部の諸君の作品を見ると、こんな風に描けたらなあ、と心底思いますね。とくに、心象風景を絵という客観視できる状態に現出する能力には感心しきりです。

で、冒頭のたった一度褒められた作品ですが、中学3年生のとき、「レコードのジャケットつくろう」という授業でのこと。みんな一斉に水彩絵の具と黄色い筆洗い(←懐かしい)をだして、取りかかるのを眺めながら考えていたわけです。

中三の頃は洋楽に傾倒していて、KISSとかCheapTrickとかTheKnackとかを聴いていたので、なんか、レコードジャケットが水彩だと弱々しいし、どうせ、絵を描いたとしてもぱっとしないのな目に見えてるし…。

次の時間に、自宅からアルミホイルと赤のプラカラーを持ってきて、台紙の上にアルミホイルを貼り、「FACE」と文字を切り抜いた型紙を当てて、上からプラカラーで染め抜いて、たった一時間で完成させました。

12年間、後にも先にも、褒められたのはその作品だけです。それも、参考作品にするからと言われたので、返却してもらってません(プチ自慢)。

絵も下手だったし、早く終わらせたかっただけなんですけどね。