校長室

校長室

伝統応援

昨日(7/10)は、全国高等学校野球選手権福島大会、いわゆる甲子園の県大会がいわきグリーンスタジアムでありました。

本校初戦は、いわき地区シード校の東日本大学附属昌平高等学校でした。

本校は伝統の応援団が声援をリードします。

30度を超える暑さのスタンドで、羽織袴姿の団長、学ランに身を包んだ副団長が、拳を突き上げます。

ほぼ毎回の出塁に、盛り上がる応援。応援ブラバンの音色高らかに、ホームの昌平高校にも負けない大声援です。

声援を力に、シード校相手に一歩も引かない力投の鈴木投手。

9回まで必死の応援です。

試合に勝敗はつきもの。走者をなかなかホームに帰すことができず惜敗でした。

踊る応援

昨日より、本校体育館を会場に福島県総合体育大会バレーボール競技が行われています。

本校選手、監督の日々の練習の成果により、自校会場にて本校チームの応援することができました。ありがたいことです。

ギャラリーや控え選手は得点が入るたびにこぶしを突き上げ回転しながら拍手をするという、踊るようなバレー独特の応援を、コロナ感染防止の観点から、声を出さずに行っておりました。

♪♪悲しくったって~、苦しくったって~、コートの中では平気なの(東京ムービー企画部作詞「アタックNo.1の歌」)の世界は遠い昔です。

二つの景色

昨日まで1学期期末テストが行われていました。

今日の放課後の3年生の教室をのぞいてみると

大学入試の記述試験対応の模擬試験をやっています。

同時刻、隣の体育館では

次の大会に向けて猛練習中。

二つの景色が同時に存在する東高、なんて美しいんでしょう!

 

評議員会

平成12年1月の学校教育法施行規則の改正により、地域の方々の学校運営への参画の仕組みを制度的に位置付けるものとして学校評議員制度が導入されています。

本校では3名の方に評議員をお願いしております。

本校の概況を説明後、授業の様子や学校の施設設備について視察いただきました。

生物の授業。DNAやRNAのゲノムカプセルのバクテリオファージについて学んでいます。

英語の授業。大学受験頻出の構文を勉強しています。

化学の授業。模型を使った有機化学の学びです。ベンゼン環などを立体的に理解できますね。

物理の授業。動画(音声は英語)を使って、等速円運動と単振動と正弦波(f =T/1, ω = 2πf = 2π/T)の関係を視覚的に学んでいます。

本校の「赤壁(せきへき)」。大学別過去問集(通称「赤本」)をやりこむ「赤壁の戦い」にこれから3年生は挑まなければなりません。

席上でご指摘以外にも、視察中に多くのご質問をいただきました。学校の内側だけでは気づかないご指摘もありました。評議員会でのご意見をこれからの学校運営に生かしてまいります。

 

学年PTA

今月は各学年ごとのPTA講演会が開かれています。

本校は、保護者と生徒が並んで座るスタイル。

上の写真は1学年PTAですが、進学資金に関する講演でした。奨学金や教育ローンだけではなく、今から十分に備える必要があるとの話に、親子が互いに顔を見合わせてうなずく様子がありました。

また、学年担当からは文理選択に関する話もありました。文系理系で受験時の科目の違いが以前に比べて大きくなっている感があります。本校では2年次からの文理分けで受験に対応できる十分な学力を身につけさせようとの狙いがあります。

親子一緒に講演や説明を聞くことで、ご家庭での話し合いも深まることでしょう。

 

ライブ

音楽のライブ(コンサート)は、その臨場の高揚感、一体感がたまらないのだと思います。

さて、今日の午前は青森県で行われている東北高等学校陸上競技大会の予選を観戦していました。

安齋君予選6組で1位です。 

青森まで行かずに、校長室でライブ配信での観戦です。ほんと便利な世の中になったなあ。科学技術万歳!

菅野君、予選5組3位。

午後には決勝があるのですが、運悪く午後は校外で会議があります。

配信なのでスマホでも見ることは可能ですが、まさか、会議中に見るわけにも行かず……

後ろ髪を引かれる思い…

便利でなければ元々見ることもできないですが、科学技術が生む悩みですかね

 

半沢直樹

「やられたらやり返す、倍返しだ!」はテレビドラマ「半沢直樹」で主役の半沢(堺雅人)の名台詞ですが、この台詞を含め、脇を固める歌舞伎の俳優大和田(香川照之)とのやりとりは面白かったですね。

他には、国税庁大阪国税局査察部統括官や証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官(肩書き長すぎ)の黒崎(片岡愛之助)が、臨時検査に部下を引き連れて、半沢が勤める銀行や証券に乗り混むときの役作りは、言葉遣い一つをとっても笑えるものがありました。

さて、過日、本校も検査を受けました。とは言っても、ドラマのような何か含みのある検査ではありません。どの県立学校も年に一回は受ける日常の検査です。

学校には、生徒の学習の記録の他、施設管理関係の帳簿、数多くの出納帳簿などなどたくさんの帳簿類があります。写ってはいませんが、テーブルに並んでいる他に大きな箱に3箱分ぐらいあります。

OBOGの皆さんも必ず書いたことのある帳簿も並んでいます。あまり知られていませんが、学級の週番になったとき必ず書いていた「学級日誌」は、検査対象の公簿です。鉛筆で書いてペン書きに直すよう担任の先生から指示されたことがあるかもしれません。それは、保存年限の定められた公簿だからです。

この日は教育事務所長さんも来校されて、学校内を視察されました。本校生のまじめな授業態度とさわやかな挨拶に感銘を受けてお帰りになられました。本校生としては当たり前にできていることですが、そういう当たり前が評価されるのは大変うれしいことですね。

 

18年ぶり(その2)

さてさて、18年ぶり体験(その2)です。

 

6月5日(日)に本校吹奏楽部による定期演奏会がありました。

福島市内の高校なのに、なぜ二本松市民会館?と思われると思いますが、3月16日の地震で予定していた福島市内会場が使用不可となり、探しに探してやっと見つけた会場だからです。二本松市の関係者の皆さん、ありがとございます。

さて、これは会場で配られたプログラムです。ポスターと見比べて違いがわかりますか。

そうです、日付。今回の定演は本来5月の連休中に行われる予定でした。曲が完成しなかったわけではありません。人数が急増していた「あれ(言霊になりそうなので名前は伏せます)」の対策のため1ヶ月延期になったのです。

会場内は撮影禁止のため、準備に余念のないバックヤードのスナップです。

 

吹奏楽部のある高校に勤務するのも実に18年ぶり。定演も18年ぶり。部員は1ヶ月定演が伸びたぶん練習を重ね、いい音になってよい演奏だったと思います。これからさらに磨きをかけて、さらによい演奏を追求してください。

18年ぶり(その1)

15年ぶりかと思って、よく数えてみたら18年ぶりでした。

 

「高校時代は何部だったんですか」と聞かれることがよくあります。文武両道を標榜する本校生としては、至極当然な質問ですね。答えは「山岳部」です。教員になってからも、山岳部のある高校2校配置されて計11年間山岳部の顧問もしていました。

そういうご縁もあってか、今年から県高体連登山専門部の部会長となり、6月3日には安達太良山域で行われた県大会を「観戦」してきました。

「観戦」と言っても、一緒に登らないと選手諸君の試合運び(登山行動)を見ることはできませんから、昔顧問で引率して以来実に18年ぶりに登山をしました。ちなみに全国大会では、顧問がバテて登れなくなるとチームリタイア(監督のいない試合はできない)になるので、真夏の雲仙普賢岳を必死に登った記憶があります。

休憩の間にも、地図で現在地を確認したり、記録をとったり、行動食を食べたりと様々な活動があります。優れた選手は25メートル以内の誤差で現在地を特定できます。GPS並の精度です。

前日夕方に選手諸君が書いた「天気図」と「予報」では、午後には雷雨。登山隊を指揮する隊長の先生は、天気図、雷雲感知機の情報、雲の流れやラジオ等情報を総合して、上の写真の状況で撤退を決め、予定行動中止、下山行動の指示を出しています。こういう判断は選手諸君の学びにつながりますね。

翌日の閉会式では、技術委員長から審査項目一つ一つの技術的説明や今後の活動のポイントについて指導を受けました。登山大会はトーナメント戦ではないので、開会式から閉会式まで選手全員が参加します。

18年前はこの倍ぐらい選手がいたような気がしますが、少子化の影響でしょうか。

さて、本校は男子Aパーティ、女子Aパーティがそれぞれ体力や技術が評価され優秀パーティに選出されました。全国大会出場まであと1歩ってところでしょう。

 

桐壺

 「源氏物語」の主人公光源氏の母親は、帝の後宮で与えられた局(部屋)が「桐壺」という建物にあったことから、桐壺の更衣と呼ばれていました。更衣というのは女官の呼び名で、本来は天皇に衣替えに携わると言う意味だったのだろうと思われます。

さて、現代で更衣といえば、そう、衣替え。学生は6月1日から一斉に夏服になり……と、ニュースなどでは駅前の通学風景などを流しますが、ブレザー制服が多い現代は指定カーディガンなどを着ることもできるようになりました。

ただ、本校男子は学ランなので、黒→白の色変化が鮮明で、「一斉に」という感じは出ますね。

 一般のニュースにはならない学校の更衣の風物詩といえば、生活委員(昔は風紀委員といっていたような)が並んで、挨拶と服装の確認をする風景でしょうか。本校も6月1日から登校時間に生活委員が並んで、挨拶と正しい身だしなみの呼びかけを行っていました。

OBOGさんには懐かしい、家庭科室前の路地でも挨拶が行われています。

冒頭の桐壺の更衣ですけれど、物語中で心中の想いは描写されますが、声に出して言う台詞はたった一回きりなんです。それも死を覚悟した上での「生きていたい」という内容…、授業をしながら涙が止まらなかった記憶があります。

是非一度お読みください。

海老

何かの会議で初めてこの言葉を聞いたときは、この漢字しか頭に浮かばなくて、いったいどういう意味なのだろうと、ググるまでしばらく当惑していたのを思い出します。

「海老でんす」……もとい「エビデンス(evidence)」

会話の中で「証拠、根拠、証明」と使っていた部分が、最近この言葉に置き換わっていることが多い気がします。

 

さて、5月26日の放課後、情報室に1学年担任や進路指導部の先生が集まって、なにやら会合が開かれています。

本校1年生(43期)が入学時に行った学力・学習量・学習時間等を調査した結果(evidence)を共有する会議です。もちろん、私も教頭も出席し、これからどう伸ばしていくか1学年と一緒になって考えます。

現在、生徒との面談週間中です。一人一人個票もありますので、結果から明らかになった強みを生かし弱点を克服する指導が行われています。

壮行会

考査最終日、やっと終わった~とちょっと緩く日々を過ごしたいなあと思うところですが、そうもいかない生徒が本校には大勢います。サッカー、卓球、陸上、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、テニス、ソフトボール、ハンドボール、バドミントン、柔道、剣道、弓道、山岳、水泳。多くの部活動が5月下旬から6月上旬にかけてインターハイ県大会に出場。考査期間中も試験勉強と両立させながら、特別な許可を得て部活動を行い試合に備えてきました。

ほんとうなら体育館に集めて全校生の前で壮行したいところですが、生徒会執行部は出場する選手の健康(コロナ感染リスク)を考えて、動画配信の方法での壮行会としました。

この4月に各教室に整備されたばかりの吊り下げ式プロジェクターが全教室一斉に稼働。設置者側の私としては、データの大きい動画送信でフリーズしたらと不安でしたが、杞憂でした。みんな、健闘を誓う各部活主将の熱い姿をしっかり見ております。

そんな中、中庭では何か準備が始まりました。

なんと、応援団による演舞(エール)も動画配信です。各クラスではみんな立ち上がって、大会に出場する友人に拍手を送りました。

吉報を待っています。

1学期中間考査

5月17日より中間考査が行われています。

みんな真剣に考査問題に取り組んでいます。

知性溢れるまなざしですね。

評価の一翼を担う、大切な試験です。日頃の学びを十分に発揮してください。

セルフジャッジ

5月7日より始まったテニスの県北予選を観戦してきました。

本校は、団体戦や個人戦で県大会出場を決めました。

1年生も先輩の試合運びを真剣に見つめています。

コートは全部で18面、すべてのコートで同時に試合が行われます。

遠景ですけど、主審も線審もいないのがわかりますか。

この大会は、セルフジャッジと言って、選手が互いにフォルトやライン判定等を申告しながら進んでいくのです。

プロの競技でさえ審判がいてももめるのに、そんなこと可能なの?って私は最初思っていましたが、粛々とセルフジャッジで進んでいく試合を見ていて、そんなことを思ってしまったことに恥じ入りました。

心技体とはスポーツでよく言われる言葉ですが、その実際が18面のコートに現れていました。

5月8日まで

ある日の午後、授業中だというのに校門を出ていく集団が…

いったいどこへ行くのか、後をついて行くと…

とうほう・みんなの文化センターで開催中の「絵と映像とエッセイで綴る 齋正機展2022」で、美術選択者の学びの時間でした。

齋正機さんは本校の2期生ということで、同窓会から観覧券をご提供いただいてのお勉強となります。ありがとうございます。

特別に、齋正機後援会事務局長斉藤様と福島民報社の黒澤様から解説をいただくことができました。

美術の授業ですのでレポート提出があります。会場内の様子はさすがに撮影できませんでしたが、一人一人丁寧に鑑賞メモをとっていました。

私は美術に造詣は深くないですが、ぐっと印象に残ったのは「夜汽車ト赤イ三日月」です。かなりの時間立ち止まり見入っていました。魅入られた感じです。他にも、現在の作風になる前の「冬の冷たくて暖かいリズム」もよいなあと…

感じ方は人それぞれですので、一度ご覧になってはいかがですか。5月8日までです。

 

クイズ100人に聞きました

 私と同じぐらいの年代の方なら、ご存じのテレビ番組。番組の最後に勝利チームが挑戦する「トラベルチャンス」コーナーがあり、同じ家族でもハワイ旅行(帽子をかぶる)と見送り(旗を振る)に分かれるのがシュールで、子供心に「この後家族の中で実際誰が行くかもめたりしないのだろうか」と、変な心配をしたものです。

 さて、4月28日は自然探求学習(わかりやすくいうと校外学習、もっとわかりやすくいうと遠足)の日です。3年生は那須方面、2年生は仙台方面、1年生はいわき・相双方面で学びを深めてきます。

 朝の校舎前は先行する3年生のバス6台が並びます(今は一学年6クラスです→OBOGさま)。こうしてみると、本校前の駐車場って相当広いですね。この後、1~2年12台をも飲み込みました。

運転手の皆さん。旅行会社の担当者さんと入念な打ち合わせ中です。

まもなく出発。乗り込む前に運転手さんに手を差し出してます。何がもらえるのでしょうか。

飴とかもらえるのではなくて、除菌のスプレーでした。しっかりとマスクもして、感染予防に努めています。

 私は、旗ならぬボードを掲げて見送ります。

 管理職(校長や教頭)と数名の先生は学校に残って、リスクコントロール部隊となります。クイズ100人に聞きました風にいえば、生徒たちは帽子組、私は旗振り組。もちろん、どちらがいくかとかもめたりましませんが…

少しでも気分を味わいたくて、いつもより相当豪華な行楽弁当を注文してしまいました。

 

たまご

 4月25日(月)、小会議室で教頭先生から説明を受けているのは、教員免許取得を目指す大学生の皆さんです。教員の卵ですね。ほんと初々しい。この日はオリエンテーション、教育実習は5月末から開始です。

 世の中にはたくさんのお仕事がありますが、教員の仕事だけは、わざわざ職場体験の企画をせずとも、小中高と12年間生徒として見続けてきた仕事です。卒業生が教員の姿を見て育ち、教員を目指し、採用され、同僚になる。教員冥利に尽きますね。

 本年の採用予定人数は小学校教諭:280名程度、中学校教諭:115名程度、高等学校教諭:45名程度、特別支援学校教諭:50名程度、養護教諭:18名程度と発表されています。

https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/saiyo.html

近年、小中の倍率が下がったとはいわれていますが、高校教諭はまだまだ狭き門。本校の実習でしっかり学んで、是非とも本県の教員になってほしいものです。

 

♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

「違いがわかる男」のコーヒーCMのテーマですと書き出そうと思ったら、「今は違いをつくる人」ってCMになってるんですね。スローガン(?)の変遷を調べてみると面白いのかもしれません。

写真は、4月初旬の登校風景のスナップです。今はもう葉桜になってますが、初旬の1週間弱の桜花、本当にきれいでした。

ところで、この記事をご覧のOBOGのみなさん、皆さんも通い慣れた路地だと思いますが、皆さんの時とはちょっと様子が違います。

どこが違うでしょう。♪ダバダ~ドゥ ダバダ~ダバダ~

 

 

ソフトボール

4月17日(日)には、月舘運動場にて春季選抜ソフトボール大会県北地区大会がありました。

ソフトボールといえば、小学生の頃、学区(?)ごとにソフトボールチームがあり大会がありました(昭和4~50年代)。今はどうなんでしょうね。私は下手だったのでいつもライト守備か補欠でしたけれど…。

本校ソフトボール部は橘高校と福島北高校との合同チームでの参加です。

合同チームですので、毎日一緒に練習できる単独チームの方が有利なのかなと思いましたが、単独チームに負けないチームワーク。

3位賞状をいただいて、来週県大会です!

桜梅戦

4月16日(土)に、信夫ヶ丘球場において桜梅戦が行われました。桜梅戦というのは桜の校章(本校)と梅の校章(福島高)の野球定期戦のことです(福島高では梅桜戦というらしい…。早慶戦、慶早戦、それぞれの大学の友達が互いに言ってたなあ、そういう伝統戦なんですね)。

前日からの雨で、内野はどろどろ、午前の試合開始を午後に延ばして、両校選手が一生懸命整備。

午後からは雨も上がり、本校保護者大応援団が声援(メガホン叩くコロナ対応型)を送ります。

試合は、8回裏まで本校がリードしていましたが……、追いつかれ…5対5、定期戦なので延長なし、両校引き分けとなりました。

試合が終われば、互いの健闘をたたえ合う。伝統戦らしい光景ですね。

両校とも、夏に向けてがんばれ!決勝で決着つけましょう!(そして本校が勝つと言うシナリオ)

入学式式辞

 吾妻の山から暖風吹き阿武隈の水温む今日の良き日に、福島県議会議長様、父母と教師の会会長様、同窓会を代表して副会長様のご臨席を賜り、令和四年度福島県立福島東高等学校の第四十三回入学式を挙行できますことは、大きな喜びであります。
 また、医療現場の最前線はもちろんのこと、県議会、父母と教師の会、同窓会の皆様がそれぞれのお立場でコロナ対応にお力を尽くして頂き、こうして入学式に臨むことができることに、本校教職員を代表して深く感謝申し上げます。
 さきほど、呼名により一人一人の姿を確認し、二百四十名の本校入学を許可いたしました。新入生の皆さん、あらためて入学おめでとうございます。加えて、この晴れの日を待ち望み、お子様の健やかな成長を願い、導き育んでこられました御家族の皆様に心から敬意を表します。
 さて、新入生の皆さん、こうして入学式を迎えた今、どのような気持ちでここに臨んでいますか。高等学校で学ぶという道が開かれた今、皆さんは本校での三年間をどう歩んでいきますか。
 多くの新入生が選抜試験の際、本校の校是「文武両道」をあげ、入学の意志を明確にしています。本校には、皆さんの進路実現のために一人ひとりの能力を引き出し開花させるシステムと、部活動において心技体を鍛え、充実感と達成感を味わえるステージが準備されています。「文武両道」を実践できる道が開かれた今、本校での三年間をどう歩んでいきますか。
 世の中に目を移すと、コロナウィルスの猛威は未だに衰えを知らず、東日本大震災・原発事故からの復興は途上にあり、ウクライナへのロシア侵攻は、私たちが当たり前と感じている平和でさえもろいものだという現実を突きつけます。「ありふれた日常」という言葉そのものが非日常となるような現実が私たちの前には横たわり、これからも続く可能性を考えれば、私たちはまさにパラダイムシフトの端緒に、価値観が劇的に変化する転換点に立っていると言えるでしょう。
 私は、先程来、皆さんに「道は開かれた、どう歩むのか」と問うてきました。その問いは、この変化の激しい時代にあって皆さんが「どう生きるのか」に通ずる問いでもあります。本校で学び、本校で文を修め、本校で武を極め、そしてどう生きるのか。新しい時代において皆さん自身の役割は何か、人として社会に何が貢献できるのか。私は皆さんに問い続けようと考えています。
 保護者の皆様にお話しいたします。今、晴れの姿を見せているお子様は、三年後成人として、新しい時代の担い手としての役割が求められることになります。成人としての社会でのあり方を最も身近で教育できるのは保護者の皆様をおいてほかにありません。今はもう、巣立ちの準備を始める時期なのです。これまでのように保護者の皆様の温かく優しい羽のうちに囲ったままでは、お子様は新しい時代に飛び立つことはできません。失敗を恐れずいろいろなことに挑戦させる必要があります。お子様にとって最良の巣立ち、それは保護者の皆様でしか行うことのできない大切な教育です。家庭での教えに期待しております。
 最後になりますが、来賓の皆様には、これまで同様、本校教育活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
 あらためて、新入生の皆さん、道は開かれています。どう歩むか、どう生きるか、この問いを胸に、まずは最初の一歩を踏み出してください。
 私たちは皆さんを歓迎し応援します。私たちとともに充実した高校生活を送り、新しい時代を生き、社会に貢献する人間として大きく成長することを心から祈念し、式辞といたします。

食欲と知識欲

 お昼休み、昇降口前のホールではパンの販売に生徒が並んでいます。大きな身体にそんな小さなパン一つでと心配ですが、たぶんお弁当は別に食べているのでしょうね。そしてそして、同じホールに長蛇の列ができています。いったいどんなおいしいお弁当がこの列の先にあるのかと思ったら……

なんと、ありとあらゆる問題を料理した、本校特製物理ノートの販売でした。

おいしい物理を召し上がれ!

 

予定を管理する

本日、2.3年生は午前中に始業式がありました。

3年生はHRで、行事予定を学習記録などができる手帳に書き写していました。受験までのスケジュール管理、これでバッチリ……かな?

3学期終業式 校長の話(骨子)

終業式では次の話をしました。

まず、1年間の学校生活で校長自身が嬉しかったこと

を三つ話しました。

〇 生徒の皆さんが勉強に部活動に一生懸命に取り組んで

  くれたこと。特に、放課後に校庭や体育館で、皆さん

  が元気に部活動をしている姿など。

〇 皆さんの朝の挨拶の笑顔が良かったこと。

〇 卒業生が進路希望の実現を図れたこと。特に、部活動

  を一生懸命にやりながら、学習にも熱心に取組み、自分

  が目標とする国立大学に合格した生徒がいること。

次に、二つ話しました。

〇 感謝の気持ちを持ち2年生・3年生に進級しよう

  今、こうやって学校生活を送れるのは、

  お父さん・お母さんのサポートがあるからであり、

  学校の先生のサポートがあるからである。

  これらのことを当然のこととして捉えるのではなく

  感謝の気持ちを持ってほしい。

〇 次に、ある新聞の声の欄から、

  13歳の中学生が書いた「死を思うことは、恐ろしいけれど」

  を読み上げました。

  この中学生は文章を「死ぬ時、私は十分頑張ったと思える

  人生にしたい。そのために、私はどうしたらいい?答えを

  見つけるべく、生きていこうと思う。」

  で締めくくっている。

  これを基にしながら、悔いのない人生を送ることや

  悔いのない学校生活を送ることについて話をしました。

  

 

  

  

  

 

  

 

 

県かきぞめ展 最高学校賞

第66回県書きぞめ展で本校が

最高学校賞(第1位)に輝きました。

個人の部では、

鴫原 莉子さん

渡辺 美南海さん

が書きぞめ準大賞に、

石黒 智尋さん

が書きぞめ賞に輝きました。

なお、作品は県教育会館のHP

に掲載されています。

 

全国高校生読書体験記コンクール 入賞

第41回全国高校生読書体験記コンクール

で本校の生徒2名が入賞しました。

おめでとうございます。

優良賞 1年 鴫原 莉子 さん

入選  1年 吉川 咲樹 さん

※ 今年度の応募作品は、

  全国449校から83,538編の

  応募作品があったそうです。

全国高校総合文化祭へ

令和4年度に東京都で開催される

全国高校総合文化祭に、長尾実穂さん(2年生)

の作品が出品されることになりました。

おめでとうございます。

                     「作戦会議」

3学期始業式 校長の話(骨子)

始業式では普段、私が大切にしている言葉(英語)を

三つ話した。

※ これらの言葉を私の机に貼り付けておき、

  絶えず心に止めている。

一つ目は、

A cluttered desk is a sign of a cluttered mind. だ。

 「散らかった机は、散らかった心・頭のあらわれだ」

これはただ単に「机を綺麗にしなさい」と言っているの

ではない。

机が散らかっているのは、それは心が散らかっている、

頭の中がまとまっていないことのあらわれだ。

見えるものは見えないもののあらわれだ。

これは私とって見えない所を大切にしなくては、

といつも戒めてくれる言葉だ。

二目は、Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs. だ。

「小さいものに分ければ難しいものは何もない。」

どんなに難しい問題も小さく分けて考えれば、難しいことはない。

複雑な問題も一つ一つ解きほぐして行けば、解決できるはずだ。

三つ目は、Brevity is the soul of wit.

「簡潔さは賢明さの神髄」

話はどんな時でも「短く簡潔に」だ。

長く話せば良いというものではない。

 

 

 

バスケットボール新人戦県北地区大会

先日行われた新人戦の県北地区大会において

3位となりました。

強豪校がそろっている県北地区において

久々の3位でしたので私も嬉しくなり

HPにアップしました。

来年1月に行われる県大会での活躍を期待

しています。

※ 女子も活躍し、数年振りの県大会出場と

  なりました。

2学期終業式 校長の話(骨子)

2学期の終業式では次のことを話しました。

まず、2学期の中で私が嬉しかったことを3つ話しました。

〇 文化祭やスポーツ大会等の大きな行事を実施すること

  ができたこと。さらに、それぞれの行事で皆さんの笑顔

  をたくさん見ることができたこと。

〇 部活動等に一生懸命に取り組む姿が見られたこと。

  美術や書道の素晴らしい作品を生み出したこと。

  それらの作品を私も楽しむことができたこと。

〇 朝、私は西門の所に立って生徒たちに「おはよう」

  の挨拶をしているが、今までそれに何の反応も示さ

  ない生徒がいたが、何らかの反応が見られるように

  なったこと。

次に、残念だったことを3つ話しました。

〇 新型コロナの影響もあるが、欠席が全体的に多かったこと。

〇 いじめの案件が何件か発生したこと。

〇 皆さんの学校外での振る舞いで外部の方から苦情の電話があったこと。

次に、私が皆さんに望むことを話しました。

〇 学びの目的は、大学に合格するこや大会等で優勝することだけでは

  ないこと(これらも大切だが)。

〇 学びは、皆さん一人ひとりの幸せにつながらなければならないこと。

〇 そした私の考える幸せとは、思いやりを持ち、人の役に立ち、信頼される

  人間になること。

〇 そのために皆さんは、本校での学びを深めてほしいこと。

最後に、

3年生に対しては、共通テストまで集中力を切らすことなく頑張ってほしい

と話しました。

1・2年生に対しては、有意義な冬休みにすることと、自分の不注意により

事故等に巻き込まれないようにしてくださいと話しました。

 

  

 

クリスマスクッキー

英語部の生徒たちとクリスマスクッキー作りを

行いました。

ブラウンシュガーとジンジャーを使ったクッキーです。

ALTのジェーシー先生の指導の下、見た目にも美味しい

クッキーに仕上がりました。

写真展入賞

第18回ふくしま森林・林業写真コンクールにおいて、

本校の鈴木 友梨さんの作品が特別賞(県森林・林業・緑化・協会長賞)を受賞しました。

おめでとうございます。

         「真剣な眼差し」

県美術協会展 入賞

第88回福島県美術協会展で、

阿倍 實佳子さんが特選(福島民友新聞社賞)

寺島 慧君が佳作(文房堂賞)

とそれぞれ入賞しました。

おめでとうございます。

             安倍さんの作品「木漏れ日の出会い」

 

                   寺島君の作品「ときの憧憬」

これから点呼です

 美肌と疲労回復に効果のある温泉に入り、生徒たちも1日の疲れを十分に取れたことと思います。

今日も1日楽しく旅行ができました。